それはとびっきりおもしれえ女だった。
左の眼を覆う黒い眼帯。
弱きを助け、強きをくじく男以上の男前。
疾風のようにエメラルド色の地中海を駆け抜ける女海賊、 その名を“アンヌ・ザ・トルネード"
(天海祐希)。
だが隠された左の目に驚くべき秘密があった。
瞳に浮かぶ光……それは亡き国王と同じ黄金色の光の輪……。
てこたァあの女海賊の正体は──!?
そしてその瞳に、次々と人間どもが群がった。
国王亡きあと権力を欲しいままにする大宰相“ラーカム"
(藤木 孝)とその娘“マローネ"
(高田聖子)。
黄金色の瞳の輝きに王家復活の希望を託す将軍“ガファス"
(粟根まこと)と 妻“エリザベッタ"
(森奈みはる)。
そして新女王の美しさに魅入られた隣国の王子“シャルル"
(浦井健治)。
……果たして誰が味方で誰が敵か。
さらには金と欲の風見鶏、大海賊“バルバ・ネグロ"
(橋本じゅん)と、オレ様の首を付け狙う妙な日本人“デスペラード豹之進"
(山本太郎)。
……次々と変転する野心と悪意の、何が本当で何が嘘か。
おもしれえ。
絡みに絡んだカラクリをこの俺が全部ひっぺがしてやるよ!
城の中、羽ばたく心を奪われた“ポニー"
(神田沙也加)よ、よく見てな。
俺の名は、七つの海を股にかける大泥棒“石川五右衛門"
(古田新太)。
地中海の海賊ども、みんな俺についてこい!
空に真白い帆を上げろ!
さァ退屈な中世に、俺が自由の風穴を開けてやる!
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